三十代の潜水生活

適当に書きます

2021.6.5〜6

土曜は歌姫庭園で大田区産業プラザへ。平常時よりサークル数は少ないとはいえ前回よりも人が増えており(自分を含めて)警戒心が以前より薄れているのを何となく感じすぐに帰る。帰宅後即シャワーを浴びぼんやりしたり天気良かったし蒲田を散歩すれば良かったな等と後悔する。

日曜はコミティア。歌姫と同じように人流の増加を感じやや不安になるが結構居座ってしまう。初めて買うサークルで話しかけられた時にもっと雑談を広げれば良かったなと延々後悔する。帰宅後は飲酒するが眠くなりグダグダになる。本当に酒との接し方が下手になった…土日を通して思ったが即売会で事前チェックしてないものも含めて物色しその場で買う行為は楽しい(大学の頃に経験できなかったのを追体験してるのも含まれてると思うのでなおさら思う)。

めちゃくちゃ良い…大学の頃夢中で聴いており数年離れていたが未だに曲がとにかく良いのに加えてサイケデリアの構築が緻密になっており予想外という感じだった

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天気の良い蒲田

2021.5.31〜6.4

リングフィットアドベンチャーを始めるが2日で止まる。お見合いサイトやマッチングアプリの話をし、無意識下でストレスが生じたからか翌日数年ぶりに寝坊して落ち込む。7月の千葉ロッテ日本ハム戦のチケットを取ったので楽しみ。

3日、東京ガーデンシアターへ斉藤朱夏のライブを観に行く。寸前までソロ諸作にかなりハマっていた上での初参加でありバンド編成なうえ斉藤朱夏さんのパフォーマンスは終始エネルギッシュで良かったし何も不満はなかったが何故か事前に思っていたよりも個人的な引っかかりが少なかったのに勝手にショックを受ける。ライブを観る際はそのライブにハマりきれるだろうか、良い体験になるだろうかというのをいつも強迫観念的に考えてしまう性格で、今回はコロナ状況下という特殊さである程度フラットに観られると思ったが逆にストレスとして作用したのがある気がするし、そもそも声優の単独ライブ自体が初めてなので空気感に馴染めなかったのもあるかもしれない。結局自分も初めてライブに行って期待を超える素晴らしい体験をしたいという願望の型にはまりすぎていたのかもしれないし、ファンからすれば充実作を引っ提げた大会場での久々のライブという事で違った感慨があっただろうしという感じで何か自己嫌悪に陥りながら帰宅する。

4日、豊洲PITへTHE GROOVERSThe birthdayのツーマン。会場は換気と客間の距離がちゃんと取られていて好印象を受ける。先行のグルーヴァーズはスリーピースとは思えないバキバキのアンサンブルで完全に持っていかれる。恥ずかしながら近作をチェックできておらず90年代の代表曲もプレイしなかったが硬質ながら完璧なタイミングで入ってくるドラムとベースに藤井一彦の奔放なギターと歌心が合わさり大変良かった。続くバースデイが始まってもしばらく余韻が消えなかったがこちらはミディアムテンポでポップな曲中心にやってくれたので気持ちを切り替えて観る事ができた("カレンダーガール"やってくれて泣き…)。相変わらずチバの声は存在感の塊という感じだった(途中突然不調になったのは心配だった)。双方のロックバンドとしてのスタンスの違いも比較でき前日から気持ちを持ち直す事もできたので良かった。どちらのアクトでもサプライズ的に兄弟共演があり素直に盛り上がった。終演後は豊洲の人工的な灯の中を気分良く散歩しようかなと思ったが疲れていたので帰る。

 

2021.5.29〜30

酒でコンディションが悪い。秋葉原コミティアのカタログと"永遠のフィッシュマンズ"を買う。同僚と話すが自分から話題を持ち出すも話が下手すぎて意図が伝わらず、"俺が珍しく自分から話題を持ち出した"という事実だけが残るという虚しい状況となった。日曜は飲酒でまたコンディションを悪くし横たわり続ける。ウマ娘や声の大きいオタクにより競馬関係の自意識が完全にめちゃくちゃになっていたが、自分なりに馬を調べたりしつつ日本ダービーに向き合う事でちょっと解消できた感がある(30になってもこんな事ばかりしている)。休日の過ごし方で後悔する度合いが増加しており悪い兆候に思う。

声質も相まってベタつかない快活なポップスという感じで良い…"親愛なるMyメン"だけ異色ですね

2021.5.24〜28

都心へ通うイレギュラー業務が終わる。やや慣れてきたところだったので残念な感じはあるが自分のキャパで耐えきれない業務量になる前に離脱できたので良かったのかもしれないし、とりあえず鬼のように混んだ電車で通退勤する必要がなくなったのが本当に嬉しい。大学の頃の同期と昼飯に行き、30になって結婚してからサブカル趣味に対する自意識が無くなり趣味への興味が薄れたという話を聞きまあまあ引きずる。声優さんのツイートから地元のショッピングセンターが閉店する事を知りショックを受ける。

吉村昭 "羆嵐"を読む。熊害の描写よりもそれに抵抗しようとする村民や警官らの心の動き、当時の北海道の農村生活やバックグラウンドの描写に引き込まれる。同作者の尾崎放哉を描いた別作品も読んでみたい。

先週からフィッシュマンズばかり聴くようになった。これは長いので正直あまり聴いてなかった(カス)けど今さら再認識するまでもなくめちゃくちゃ良いね…

2021.5.22〜23

土曜はよく寝る。夕方に幕張の古本屋で石黒達昌 "平成3年5月2日、後天性免疫不全症候群にて急逝された明寺伸彦博士、並びに……"、阿部和重 "プラスティック・ソウル"、ROCKIN'ON JAPAN 1995年4月号を買う。散歩して帰る。

日曜はフィッシュマンズ佐藤の墓に行く。経路を調べるとJR1時間にバス30分程度で割と行きやすいようだったが、駅から霊園までのバスの本数が少ないので午後一くらいで着くように時間を合わせ茂原駅まで行く。ラーメン屋で牡蠣ラーメンを食べ、茂原駅前からバスに乗り13時過ぎ頃に笠森で下車しすぐ近くの笠森霊園へ入る。近くに笠森観音なる場所もあり興味を惹かれるが今回は見送る。インターネット情報では墓は芝生の高台に位置しており分かりやすく白い看板が立っているとの事で、親切にも区画番号を書いている記事もあり参考にして探すが全く見つからず1時間近く歩き回ってしまう。区画番号を順番に辿っていくが該当の番号だけ抜け落ちているようで、加えて墓地を一人で歩き回る自分の不審さに気持ちが折れそうになり内心諦めて帰ろうかなと思えてくるがGoogleマップで墓の並び方と航空写真を突き合わせてようやく見つける。墓は確かに静かな丘の上にあり、側にはメッセージノートや雑誌の切り抜き、幼少期からバンド結成以降の写真が貼られた手製の経歴ノートなどが入ったクーラーボックスがありしばらく眺めて90年代後半と地続きの空気をわずかに実感する。長居したかったが人の目が気になり静かに帰る。

フィッシュマンズを聴いたのは中一の頃TSUTAYAで借りた"空中キャンプ"が初めてで、当時ミスチルスピッツくるり(歌もののみ)くらいしか音楽の参照項が無かった自分にとっては不気味な音響やふにゃふにゃした甲高いボーカルに加え夭折したという事実も相まって誇張抜きで恐怖の対象となったバンドだった。その後明るい初期作やライブ盤(地元では売っておらず新宿のHMVで"ORANGE"や"男達の別れ"を買った)やベストアルバム(リリースを知り動揺した)を聴くにも恐る恐るといった感じで、そういう意味ではある意味特別な存在であり最近は反動なのか思い出した頃にぼちぼち聴くみたいなスタンスだったが今回の経験で聴き方の角度が変わりそうで(こういう言い方もどうかと思うが)何か良かったと思う。

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幕張駅のツバメ


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ラーメン

 

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霊園


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2021.5.17〜21

業務に慣れて余裕が生まれ始め自席でツイッターを開くようになったりするが、それならそれで追加でやれる業務のお伺いを立てたりするべきでは、でもそれが実行できる能力があるかというと…と立ち回りに思い悩み始める。都心への通退勤は人が多くてとにかく疲弊し埼玉を恋しく思うが東京メトロの独特の雰囲気は何となく良い。リングフィットアドベンチャーは全くこなせず先週からの躁状態に不穏な空気が漂い始める。

佐藤優 "世界インテリジェンス事件史"を読む。社会にはぼくの知らない情報の動きがあるんだね〜…と思う。

2021.5.15〜16

土曜はいつも通りの時間に起きる。目が痛むので散歩に行く。津田沼の本屋で自炊の本を買うが材料を揃えるところまで気力が湧かなかった。

日曜は何もできず横たわったる。リングフィットアドベンチャーをちょっとプレイするがそもそも部屋の狭さと汚さで気力を削がれてしまう部分が強く、習慣づけるのが難しそうな気がしてくる。夜は同僚と通話しながらゲームし、立ち回りが下手で罵られる。

塀 "上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花" 1巻を読む。絵とエピソードの醸し出す色気と所々にひっそり差し込まれるサブカルアイテムに心がくすぐられてしまい良かった。

めちゃくちゃ良い曲だね…

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何で撮ったのか忘れた写真