2021.8.15
毎日書いている(体を装ってきた)日記だがそろそろリアルタイムに追いつかせる体力とモチベーション的に限界になってきたのと1年続けられたという事もあり書きたい時に書く形態にしようと思う。義務的に取り組まないと絶対に途中で飽きるからと半ば無理やり続けていたが習慣としてまあまあ身に付いてきたのでいけるかな…と思う。続かなかったらまた考えます。
・体調を崩していた。微熱だけなので特に苦しむ事はなかったがコロナ絡みの諸々のストレスや自省でメンタルをかなりやられてしまった。ただSNSを離れた事で普段の過剰な自意識をフラットな状態に戻せたのは良かった気がする。いろいろな部分で自分の認識の甘さを実感したのでしばらくは粛々とやっていきます…
・ゲームをやっていた。体調が戻った後はXboxのゲームパスでやってみたかったソフトにぼちぼち触れていた。ブラック企業で暴れる"GOING UNDER"というインディーズゲームがデザインやガジェットのセンスが良くてかなり好み。Battlefieldも面白いがしばらくプレイしていると酔うのでFPS慣れが必要かもしれない。あとゲームやってて露骨に実感したけど分からない事があった時によく調べず適当に進めてしまう悪癖を治さなければいけないと思った。
・自意識が緩和した事から様々なカルチャーに触れないと…という苦痛混じりの強迫観念が減ったので良くも悪くもだいぶ楽になった気がする。適当に自分のペースで興味があるものに触れていきたい。
2021.7.19〜23
仕事は連携ミスで一悶着起き疲弊する。ネットでもツイッター学級会とオリンピック開会式実況の落差に思っていたよりうんざりしたからか自分も徐々に精彩を欠いてきた気がする。
"少女☆歌劇 レヴュースタァライト" 7〜12話を観る。過去への執着に弱いので再演に執拗にこだわる大場ななの情念にやられる。全編通して各キャラの心情やストーリーがというよりはレヴューの演出がとにかく印象に残った。
木曜は "劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト"を観に市原へ行く。最寄りの五井駅はあまりジェフユナイテッド感がなかった。鑑賞に集中できるよう事前に蕎麦屋で夕飯を食べる(こういう事に一番神経を使ってしまう)。映画は自分がアニメ版で好きだった演出部分を突き詰めたようで気持ち良かった。難解と聞いてたけど本筋はむしろ爽やかさすら感じさせる新たな始まりを描いた感じで良かった。暑さで疲弊しながら帰宅し飲酒しながら駿河屋で同人誌をたくさん買ってしまう。
金曜は家でダラダラとゲームしているうちに終わる。
トム・ヴァンダービルド "ハマりたがる脳 「好き」の科学"を読む。書名通り何かを好きになる事を社会学や心理学といった側面から考察しようとする内容。結局明確にできないまま終わるのだがまあそういうものだよな…と逆に納得する。
吉見俊哉編 "平成史講義"を読む。政治史メインで平成を振り返る書籍。一般常識的な部分を割と頭に入れる事ができた。
2021.7.12〜16
月曜まで実家。弟にトンカツを奢る。仕事はやや忙しくなる。腹が出てきてダウナーになる。
"少女☆歌劇 レヴュースタァライト"1〜6話を観る。異物同士をぶつけ合って新しい異物を作るようなレヴューの演出がスリリングで良い。
"梅澤めぐのめぐりあい"#6を観る。相変わらずのワードセンスと妙な所で発揮される真面目さに笑うが有料分のリスナー人生相談は的確な回答をしていてめちゃくちゃ良かった。
コーネリアス小山田の炎上で学級会状態のツイッターに辟易する。SNS含めたネットの諸々の流れも悪い意味でそろそろ転換点に差し掛かっているのかな…と思う。
何となくノスタルジーを感じるギターロックで良い…台湾音楽をサブスク頼りに積極的に聴いていきたい
2021.7.5〜9
水曜にピロウズの"Smile" "thank you, my twilight"再現ライブを観る。チケットを取り損ねていたので追加公演に滑り込みで間に合い良かった。横アリ以来のライブだったが冒頭のMCでもそれに触れてくれて嬉しい。始まってしばらくして客からちらほら歓声が上がり始め、あれ?と思っているとさわおもMCで毎晩飲み歩いてるけど元気だぜと宣ったり控えめながらも客の声援を煽ったりし始め、コロナ禍で参加した他ライブの状況を思い出して正直引いてしまった。ただ、アンコールで彼が"身体も大事だけどあくまでも容れ物だから心が壊されたら駄目だし俺は自分の思ってる事しか歌わない"みたいな事を言った後にそういうスタンスを貫く事の孤独を歌う"そんな風にすごしたい"を演ったところでこの人は自分のやりたい事と音楽とそれを好きでいる人にとにかく誠実であり続けている人なんだな…と何か腑に落ちた気持ちになる。ライブに対する行政のガイドラインを遵守する事が当然で、それでも感染のリスクはあるので各々気を付けて参加するというスタイルが一般的になって1年以上経過したライブに対して、それならこれまでの本来的なライブとは何だったのかという気持ちも生じた事もあり、こういう言い方が正しいのか分からないが何か新しいものを得る感覚はあった。ライブ自体もバンドの調子がかなり良く、オルタナ色が強すぎて捻れすぎた印象のあった(自分もあまり聴いていなかった)"Smile"とポップに振り切れた"thank you〜"の曲群が1つのライブ内で対比される事で両者の魅力に気付かされる部分があり本当に良かった("thank you〜"のアナログも買ってしまった)。
木曜は退勤後に"アメリカン・ユートピア"を観に行く。用事がなければ一生降りないだろう駅で降り、バスでショッピングモールに向かうが天気が悪いのと疲労でまあまあ消耗する。映画自体は演奏と曲はもちろんデヴィッド・バーンの奇矯さが抑えられたスタイリッシュなパフォーマンスもかなり良かったが、トーキングヘッズのぎこちなさや不自然さに惹かれる部分がある者としては洗練されまくっていてのめり込めない部分があった(あと疲れて途中でウトウトしてしまった)。ジャネール・モネイのカバーとエンドロールはスパイクリーらしさがあって凄く良かったが…帰りは歩いて駅まで戻ったのでさらに疲れ切る。
金曜は出張。上司と軽く飲酒する。コミュニケーションが上手くないのに飲み会の場が割と好きなのは皆が酒で曖昧になるから自分も思ってる事を話しやすくなるというのがあるんだと思う(根が俗物なので職場の悪口や愚痴もそれなりに聞いてしまう)。帰って酔いを覚ましてゾゾマリンへ千葉ロッテvs日本ハム戦を観に行く。酒で目が痛いのと暑さで消耗していたが席は思ったより良い位置。電光掲示板が壊れていた。試合はロッテ佐々木の球速にビビっているうちに日ハム伊藤の一切ヒットを許さないピッチングに圧倒され始め、当たり前だけど速度だけじゃなくコントロールや戦略も重要なんだね…と思う。試合自体は7回まで何も展開がなくややチンチンという気持ちになる(ロッテの負けが濃厚になってからの周囲の冷め方がリアルで面白かった)。テレビだと向き合う気力を持てないのに対して球場だと現地で集中して観戦できるのでそういう意味でもまた行きたいと思った。
ラブライブ!サンシャイン!!一期を観終わる。最後までトンチキなノリにシリアス回が包摂されてるのが面白かった。
横道誠 "みんな水の中-「発達障害」自助グループの文学研究者はどんな世界に棲んでいるか"を読む。文学研究者であり発達障害の当事者である筆者が論文を中心に自作の詩、写真等まで交えて構成した本。語られるエピソードはエグい部分もあるが、前述の創作も交える事で一人の人間の総体としてそういったものに触れられる不思議な感覚の書籍だと思った。文中にもあるが発達障害は人によってグラデーションがあるからこういう風に様々な当事者の話を知見として積み上げていくのが重要なんだねと思った。
三郷
ゾゾマリン
2021.7.3〜4
土曜はコンディションが悪い。天気が安定しなかったがぼんやりしているのも…と思い何となく江戸川へ行くがランナーが多くて何となく嫌になり早めに帰る。PS5を買う強い理由が特に思い当たらない事に気付き、ブルーレイが再生できるならゲームパス充実してるしXboxでもいいかな…と思い始める。
日曜は雨だったのでいつもの外出して休日を充実させなければという義務感に苛まれる事もなく過ごすが途中で雨が上がったので焦り始める。ナナシスのライブに対する様々な感情を見て理屈抜きで何かに熱中する事への羨ましさを感じる。近所のベトナム人の騒音と持病の自意識で気が狂いそうになり絵を描いて落ち着かせようとするが上手くいかず失調したまま寝る。